パム 小牟田 カットセミナー


平成18年1月24日           パムコーポレーション  パム 小牟田 講師 

講習会・勉強会等では、親しくしていくのが1番
お金を払い、時間を作って勉強する→それだけの価値観がないといけない
我々も料金に見合ったものをお客さんに返さないといけない。

理容店は約14万件弱、美容院は21万件強→美容は増えすぎ→消耗合戦
ファミリーレストランが6万件、コンビニが4〜5万件それに対して理・美容併せて35万件
数の多さがダンピング競争に繋がっている
1つの大きな駅に対して大型店は1件が適正で、後は個人の店が残るぐらい
理・美容店に来るお客さんは半径200メートルが歩き、半径500メートルが自転車、それ以上は車
半径200メートルの範囲を常に調べる必要がある→ポスティングなど努力をして初めて店が成り立つ
お客さんは店に来て満足するか、しないかだけ
理容が美容を見習うのではなく、今まで培ってきたモノをチョッと変えるだけでイイ
今までは黙って仕事をしていればよかったが、キチット説明をしないといけない
自分が飲んでいる水、シャンプーに使う水に関して知っておいたほうが良い
水道水は1リットルに対して0.1mgの塩素が入っていないといけない
各地の水道水の塩素濃度は平均して0.4〜0.5mg入っている
塩素を使うことによって多少の漂白作用がある
理・美容院では水の選択が大切(クラスターの小さな水)
カットローションを使う場合でも説明する事によって商品価値が出る
「これはクラスターの小さな水を使ってますから膨潤が早く痛みませんよ・・・」
技術だけでなく話術等も含めた総合力が必要。
器具も愛用品はそのままにしてお客さんに見せる器具を演出的に代えるのが非常に大事→器具は時々変えた方が良い
自分の店のポリシーは店の大小に関わらず持ったほうが良い
スタイルの再現性で技術者の技量が問われる
冬は加湿、夏は除湿+イオン発生器で気持ちの良い空気を演出する
技術に+αがあれば自分の技術はもっと高く売れる
根底思想とうわべにでてくるものは違う→日本人はうわべの中で生活している→だからコミニケーションが成り立つ

ウサギと亀の話でナゼ亀が勝ったか?
亀は山の上の旗だけを目標にしていた。
ウサギは世間や目標を見ないで亀ばかり見ていた。
坂があったら試練を与えてもらった、有難いと思わないといけない。
「有難い」というのは(困)「難」が「有る」と書く。
「歩く」というのは「止める」のが「少ない」と書く。
小さくても、ゆっくりでも良いから止まってはいけない→止まらなければ目標に達成する


資料
<パム小牟田ワンポイント経営セミナー>
※目指すは「オンリーワン」
○独自のテクニック、セオリーを持つこと。
○技術勝負だけでなく、オールラウンドプレーヤーになり、総合的な満足度で!
○客単価をアップさせるためには・・・
常にマーケット市場の動きを見て判断、市場がどのように動いているのかを判断し、
その市場の中で次の対策をとっていく→考える→行動する
○最近乗り美容室の現状・・・来客数 月に1回が3ヶ月に2回!
技術売上減少傾向にある=55.6% / 横ばい状態34.6%
増加傾向さろん=9.8%
○理美容店の三重苦
@利用客数の減少 22%
A値上げ難 14.4%
B新規参入業者の増加 11.4%
・来客数が少なく、客単価が上がらない。
・景気が冷えている。 ・新規客が少ない。
○美容所数 213,313軒 従事美容師数 406,674人 1店舗平均数 1.89人
理容所数 139,548軒 従事理容師数 250,767人 1店舗平均数 1.79人
(平成16年4月1日〜平成17年3月31日 厚生労働省発表)
○美容室増加傾向は平成19年をピークに減少に移行するものと予想される。
○ファッション性で客に指示されるサロン
・情報に敏感 ・技術力アップ ・メニューの多様化 ・接客レベルアップ ・快適な空間づくり
○消費の主導権はいまや完全に女性に移行
女性市場の購買力、影響力があらゆる企業の存続をも左右する時代である。
「女性中心」のマーケティングがイニシアチブを持っている。
○理美容室の利用客のイメージベスト3
@親しみやすい・・・45% A安心できる B気軽な
(近年は癒し効果のあるような店が期待されている)
○宣伝 ダントツは「口コミ」・・・38.7
駅前のチラシ配布は効果的だが3.4%にしがすぎない。
○日本の65歳以上の人口は全体の17%、2010年には20%、
2015年には25%→4人に1人が高齢者となり、顧客をターゲットとして考えるべき。

◎勝ち組−メンタル(精神的)な部分の価値観を販売すべき。
技術(商品)だけではだめで、綿たるな価値観を客は求めている。

◎理美容室 来店距離200メートル周囲、周辺から来店
自転車利用500メートルに延長、車、電車は超お得意様。

◎大型店は1つの地域に1〜2店が限界
現在は乱立気味でプライスダウン、ダンピング合戦になる−首切り合戦
プライスをダンピングしても来客がなくなったときはアジャパア!

◎理美容室の使い分け
全体では24%と4人に1人が2店舗以上を使い分けている。
20代では3人に1人以上と多くなっている。

○若い人ほどスタッフ数、セット面の多い大規模店を利用する傾向がある。
○理美容業種→第3次産業→サービス産業や享楽産業(欲望のままに遊び楽しむ事)→あれば便利
→自分でやろうと思えば出来る産業→テクニックはもとより、メンタル面のサービスがカギになる。
○安さという特徴がなくても付加価値を加える事で店の個性が出る。
○日本人には単にモノの安さというより、付加価値の部分を非常に評価する。
○日本の消費者は非常に品質に敏感な人が多く、安全や健康を重視する消費者が確実に増加している。

◎消費者の視点に立ち、売り手側の姿勢を捨てる必要がある。
「非常に難しい」
客にとって便利な事は、売り手にとって非常に不利だからだ。
この不便をいかに克服するかがカギ!

◎消費者、ニーズを把握する方法は?
「常に自分の知っている市場を調べ直す事」
公的なデータで低所得者層とされている地域でも調査をしてみると、
高くても良いものを好む消費者が想定よりも多くいる事がある。
消費者と市場の変化に柔軟に対応できる「サロン姿勢」を保ち続ける事である。


〈健康〉21世紀は予防医学の時代
※空気の健康ワンポイントアドバイス
◎湿度をコントロールする事が大切。
○カビやダニが元気に活躍する湿度 ダニ→60〜80%  カビ→65%以上
○ハワイの平均温度 約29度
日本より暑いのに、心地よくさわやか→天然の湿度調整機能がある。
○冷暖房中で締め切った室内は空気が汚れ、ホコリ・雑菌が増加する。
○人間が1日吸う空気は、なんと畳4畳の部屋一杯分の分量に相当する。
○風邪の原因は寒さではなく、ウィルスである。風邪のウィルスは乾いた空気が好き。
特に冬や暖房中は乾燥に気をつけてしっかり加湿の必要がある。
体温が低いとマイクロファージが弱くなり風邪にかかりやすい。
マイクロファージはリンパ球、顆粒球達の司令塔となりウィルスと闘う。
○身体が急激な温度変化に耐えられるのは5℃以内。
それ以上だと大きな負担になる。夏の室温は温度を下げるより
湿度を下げる方が快適な涼しさが得られ、外気との温度差も縮まる。
○気持ちを落ち着かせ、免疫力を高める空気のビタミンと呼ばれ、体が元気になるマイナスイオン!
○「人間に最適な湿度40〜60%」に保つ事が必要

※知って得する健康一口メモ
体温が1度下がると「免疫力」がガタ落ち。45%が失われてしまう。
○冷え・・・原因 ・食生活などから起きる体内の原因
・クーラーや電磁波等の外部要因
・ストレス(精神的な理由→難しい要因)
結果、冷えは外から暖めてやる必要がある。
最近の子供は4人に1人が35℃台の体温。新陳代謝が盛んな子供の低体温は問題である。
○血液のHPは7.35〜7.45 その最大限の変動範囲は7.0〜7.7
肉食者は7.3前後。菜食者は7.4より大きくなる場合が多い。

※体の必需品 水分とミネラル
○体重に対する水分が1%欠乏すると喉の渇きを覚え、6%では手足の震えや頭痛が起こり、
8%では精神が錯乱し、20%の水分が不足すると生存不可能。
○ミネラル 不足すると老化を招く。ただし、あまり沢山取りすぎると
すべて排泄してしまうので、ミネラルバランスを整える事が大事。
ちなみに人間に必要なミネラルは16種類。
○ミネラルウォーター 100件中の78件が飲料(約80%)
ミネラルは体内で作れないので、外部(野菜と海産物から摂取)から吸収。
近年、野菜を作る土にミネラル不足→土を年中使用するため。
ミネラルは固形物で摂るより水で摂った方が腸での吸収がよい。
水は胃で消化というプロセスがない。
有機酸を加える事で収集率がアップ(レモンなど)
○カルシウムの1日の摂取量 600mg  摂取最上限 2500mg
マグネシウムの1日の摂取量 300mg
○カルシウムの99%が骨にいく 骨はミネラルの貯金箱
残り1%が心臓の収縮スイッチをつかさどる。
○血は主に骨髄で作られている。骨には重力のせいで相当な負担がかかっている。
夜、寝る事によって(骨休みをする事によって)脊髄で血液が作られ、
リモデリング(新陳代謝)が行われ、新しい白血球が生まれてくる。
新しい白血球は古くなった組織を見つけて消化し、
そのついでに細菌やウィルスの毒素も消化する。「以下に睡眠が大切か」
リモデリングを十分に行うためには「1日7〜8時間の睡眠が必要」

○血液と水
血液中の液体成分(血漿)が含める比率は55%
「その血漿のうち90%は水です」
もし、水分の補給が不足した場合、この水の比率が低下する事で血液の粘土が高まり(ドロドロ)、
脳血栓や心筋梗塞を含む循環器障害の危険性が高まる結果となります。
就寝前のコップ一杯の水(寝る前40〜50分前がベスト)
朝、目覚めて壮快なコップ一杯の水。
一日の総量1.5〜2.0リットルの水分補給は、多量を一気に飲むのではなく、
少しずつ分けてトータルで沢山飲む「ウォーターローリング」は、水分補給方法としては生体に最も適したものです。
大事なことは喉が渇く前に水分補給をしておく事です。(脱水予防)
きれいでサラサラな血液を保つには、十分な水分補給が必要ですし、脂肪の燃焼、便秘解消、美しい肌などetc・・・
水が心身に及ぼす影響は、計り知れないものです。
「水の良否が健康を左右し、病気治療の可能性にも少なからぬ影響を与えると考えるのは、ごく自然の事です」

◎ミネラルウォーターの中には、水道水よりミネラル含有率が少ないものも多く、
ミネラルウォーターを飲んでいるから、ミネラル成分が補給で来ているという考え方は間違いである。
本来、ミネラル成分は食品から摂取している。
ミネラルウォーターは、水道水より安全で、臭覚・味覚・触覚に悪影響を与えない水として、
また、お茶・コーヒーなどをおいしく飲む水として認識すべきである。
ヨーロッパ産の高度の高い水は、日本人にはなじみが薄いだけに多量に飲用すると体調を崩しやすいので要注意。




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